


けぼるから伝えたい大切なメッセージ
けぼが伝えたいメッセージをこのページに詰め込みました。
僕は多くの信念をもってこのグループの運営をしています。
そんな中で伝えたいメッセージ。
ご高覧下さい..
けぼ組HPトップにあるメッセージに込めた想い
けぼ組HPトップにはこのように書かれていると思います。
「これからの人生をより良くするために今の私たちに出来ることは何だろう。それは学びだと私は信じる。これからの未来を切り開く君たちへ、けぼ組は全力でみんなの夢を応援します。」とあります。
さて、この言葉を読んだとき皆さんは何を感じたでしょうか。
学ぶことが人生をより良くすることにつながるというメッセージですが、疑問に思った人もいることでしょう。勉強する意味や楽しさにまだ気づいていない人もいるかもしれません。感じ方はメンバーの人数だけあると思いますがぜひこの機会になんで勉強をする必要があるのか考えてみてください。
よく言われるひとつは勉強をすれば将来いい大学に行けてお金持ちになれて幸せになれるという考えです。この考えもいいと思いますが、僕は幸福を物理的なお金持ちと捉えず、感性や知性などの財産を含めたものだと考えます。
人生がより良い状態とは幸福であることであるとアリストテレスをはじめ、多くの哲学者が語っていますが、幸福=勉強は結びつくのでしょうか。
学校で習うような勉強といえば「国語数学理科社会英語」のような基礎的な学問で現代国語と英語、地理を除いては直接的な学びの意義はないでしょう。けぼは理科を習ったからと言ってそれが直接的に役に立つとは思いません。たぶんその仕事につく人くらいです。ではなぜそのようなことを学ばなければならないのでしょうか。それは複雑化した社会を楽しみながら生活できるようにするためです。この世の中は実に多くの事象にあふれていて複雑な構造をしています。その混沌とした社会を感性豊かに生きるためには、教養はじめ、物事を立体的に考え、過去から現代までを振り返る力など、学校で習う基礎科目は、学ばなければならない至上命題になっています。その基礎科目を学んだ先にあるのが大学での勉強になります。様々な社会の縮図を理解した上で、自分が興味をもってさらに心理に近づきたいものに対して学びます。本来学問とはこのようにあるべきです。
けぼ組での学びは、もちろん学校で習うような科目を教えることもできますが、それ以上に人との交流の仕方だったり、人生での学び方だったりに焦点を当てて、科目に当てはめることができないようなものを提供します。学校教育の補助的応用的なものができれば皆さんの人生がより華やかなものになると思います。「夢を叶える為にグループでこんなイベントを開いてみたい。」「これについて興味あるから一緒に調べてほしい。本を買ってほしい。」など大歓迎です。しかしこのように広範に科目に絞られない学びをしていくためには基礎科目は必須になります。今は勉強がつまらないと思っていてもそれを極めた先には勉強のおもしろさが待っています。
おいしいものは後からついてくるんです。だから周りの大人は勉強を進めます。
例を挙げましょう。「ケバブ屋を開きたい。」だとしましょう。開くためには、立地選定(お客さんが来てくれるかのマーケティング以外に地震や津波に強いか、過去から昔でどのような街の進化を辿ってきたのか)や値段はどうするか。安全面は大丈夫か、など中学で学んだ知識が間接的に必要になってきます。
ぜひ基礎学力を礎に、興味のある学びを増やし、感性豊かな大人に成長してほしいです。けぼ組は皆さんの夢を叶えるお手伝いをします。
最後におすすめ図書の案内です。今回のお話に関連した図書です。
「天は人の上に人を造らず」福沢諭吉先生の『学問のすすめ』です。
興味があればご高覧下さい。(リンクでは子供学問のすすめのリンクを貼りましたが、漫画版も読みやすいと思いますし、大人の方であれば、現代語訳版をお勧めします。)